最後に

　　起業は、波の荒い大海原に小さなボートで漕ぎ出すようなものです。

　　事業経営は決して楽な航海ではありません。大変です。でも、その大変以上に楽しいこともたくさんあります。

　　小さな商売での一番の喜びは「お客様の笑顔に直接、触れられる」ことです。自分の商品やサービスがお客様を笑顔にする！それだけでも商売をやっていてよかったと思える瞬間がやってきます。そして一人で仕事をやりきったときの充実感は社員でいたときよりも数倍の喜びになります。

　　また就職していても先が見えにくい不安定な時代です。大手と言えどもいつ何時、潰れてしまうかもしれませんし、ひょっとしたらリストラで「肩たたき」に合うかもしれません。給料の伸びが全く期待できないこともあり得ます。そんな時に独立して生きていくのも一つの手段だと私は考えています。

　　もちろん、起業はリスクが大きく性格的に合わない場合がありますので一概にすべての人にお勧めできることではありませんが一念発起すれば特別な才能とは関係なく独立できてしまいます。

　　よし勉強してやってみよう！と思われた方、独立起業を果たして思う存分、あなたの夢を実現してください。加藤はあなたを応援していきます。歩む道は辛い道かもしれませんが顔を上げて立ち向かえば未来は希望に満ちています。計画を立てて、しっかり準備をして初年度から黒字を狙ってください。

　　皆さんが暮らしているのは経済大国、日本です。

　　強い信念を持って進めばよほど無理な計画や邪な野望でない限り、必ず道は拓けます。そして３年、我慢しながら仕事の基礎を固めていきましょう。やがて努力は実を結び果実が実り始めます。毎日が勉強、毎日が努力の日々ですがすべてが未来につながっていきますので共にがんばりましょう。